「手付金」という言葉は、不動産の売買契約でよく使われます。契約時の売買代金の一部(あるいは全部)として、買主から売主に受け渡しされるお金です。
厳密にいうと土地建物の売買契約の締結時に支払い、物件の引き渡しまでの間は「手付金」という名目のお金です。(賃貸借契約においても、同じような意味合いです。)売買契約では契約から物件の引き渡しまで、数ヶ月単位の時間がかかるケースが多く、売り主と買主がそれぞれの権利の保全する目的があります。
契約から引き渡しまでの間に双方がそれぞれ履行の着手をする前の解約であれば、手付金を放棄することで解約ができます。
賃貸借契約においては、契約から引き渡しまでの期間が短いので、その概念は実務上、薄くなっています。
申込金が手付金となるフロー
- 賃貸物件でお気に入りの物件があった。
- 申し込みたいという意思表示と入居審査のために「申し込み手続き」をする。
- 申込金を支払う。(預ける)
- 入居審査OK⇒重要事項説明受け+契約締結
- 「申込金」が「手付金」になる
まとめ
借主側:
- 申込金は、契約前のお金
- 申込金は、契約後に契約金の一部として充当される
- 申込金の金額の目安は、家賃の一ヵ月分
- 申込金を預けても、契約できるとは限らない
- 申込金の段階では契約キャンセル可能(戻ってくる)
- 申込金は、契約した段階で、「手付金」(又は、契約金)になる
- 手付金は、契約しても放棄することで契約解除できる(但し、貸主が履行の着手していない場合)
- 手付金は、契約後に貸主が、やっぱり貸さないとなった場合、手付金の倍額が返金される
「申込金」と「手付金」の違いはわかりましたでしょうか?両者の違いをよく理解して、トラブルなく、素適なお部屋にお引っ越しできますように。



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